“はいざら”の漢字の書き方と例文
語句割合
灰皿100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
花魁おいらんの道具のような、長い煙管きせるを好きで、夏煙管とか言って自慢にしておりましたが、灰皿はいざらが焼けるほど煙草を吸っても、少しも熱くならないのが自慢だそうで、その辺にもたしか
コーヒー茶わんとか灰皿はいざらとかのこわれた代わりを買いに行っても、近ごろのものには、大概たまらなくいやだと思うような全く無益な装飾がしてあってどうにも買う気になれないのである。
銀座アルプス (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
マッチと灰皿はいざらがのっている。椅子いすもある。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)