“編成”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
へんせい62.5%
あみな12.5%
オーケストレーション12.5%
シンテシス12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けばこのむらはかつて壯丁そうてい多數たすう出漁中しゆつりようちゆうしつして全村ぜんそん灰燼かいじんしたことがあるさうで、これにかんがみて其後そのご女子じよし消防隊しようぼうたいをも編成へんせい
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
と答えざれども無頓着むとんじゃく鳶色とびいろの毛糸にて見事に編成あみなしたる襯衣を手に取り、閉糸とじいとをぷつりと切りぬ。
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そればかりでなく映画のカメラは吾らの眼の案内をして複雑な管弦楽の編成オーケストレーションの内容を要領よく解明してくれる。
映画雑感(Ⅴ) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
ここで考えているような立場からすれば、普通の文学的作品は一種の分析アナリシスであるのに対して連句は一種の編成シンテシスであるとも言われる。
連句雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)