“分析”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶんせき90.0%
アナリシス10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
集めた土を分析ぶんせきしたり、また火にかけたりしてためすことに、ほとんど寝食を忘れるくらいの熱心でありました。
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
てい後端こうたん裝置さうちされたるある緻密ちみつなる機械きかい作用さようにて、大中小だいちうせう幾百條いくひやくでうともれず、兩舷りようげんより海中かいちゆう突出つきだされたる、亞鉛管あゑんくわんおよび銅管どうくわんつうじて、海水中かいすいちゆうより水素すいそ酸素さんそ分析ぶんせきして大氣たいき筒中たうちゆうみちび
ここで考えているような立場からすれば、普通の文学的作品は一種の分析アナリシスであるのに対して連句は一種の編成シンテシスであるとも言われる。
連句雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)