“ぶんせき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
分析90.0%
文籍10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「この金属きんぞくを、分析ぶんせきしてみなければ、わからぬことだ。おなじ金属きんぞくでつくったものなら、この一つだけが、くさらぬというわけがあるまい。」と、博士はかせは、科学者かがくしゃなら、空想くうそう事実じじつとして
うずめられた鏡 (新字新仮名) / 小川未明(著)
雑音コソハ、直チニ研究ニ取懸とりかかルニ適シタ未知電波ダ。コレヲ探求シ、分析ぶんせきシ、整頓せいとんシ、再現スルコトニヨッテ、ワレワレハ自然界ノ新シキ神秘ニ触レルコトガ出来ルノデハナイカト思ウ。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
八重やえ汐路しおじの一筋であったことは、支那シナ文籍ぶんせきの問題でないだけに心をめる者が少なく、こちらはまた南海は何処どこなぎさにも、あの美しい宝貝がころころところがっているもののように
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)