映画雑感(Ⅴ)えいがざっかん(ご)
一永遠の緑 この英国製映画を同類の米国製レビュー映画と比べると一体の感じが随分ちがっている。後者の尖鋭なスマートな刺戟の代りに前者にはどこかやはり古典的な上品な滋味があるような気がする。 この映画の頂点はヒロインが舞台で衣裳をかなぐり捨てブ …