“野羊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やぎ85.7%
のひつじ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
衣裳屋のショーウインドウのマネキン人形はまだ消えない朝の電燈の下で今年の秋の流行はペルシャ野羊やぎであることを使嗾しそうして居る。
ドーヴィル物語 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
この映画と同時にロシアのニュース映画を見た中に、たぶんカリニンであったか、野羊やぎひげのにがい老人が展覧会を見てあるくところがあった。
映画雑感(Ⅰ) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
苔のやうな顏を持つ小羊を連れた灰色の野羊のひつじの一群に食物を與へる小さな牧場の間を縫つてうねつてゐた。