“蝉脱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せんだつ94.1%
もぬけ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私の詩が安全弁的役割から蝉脱せんだつして独立の生命を持つに至るかどうか、それは恐らくもっと後になってみなければ分らない事であろう。
自分と詩との関係 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)
しかしながら、専制的支配を必要とする傭兵であったため、十八世紀中には遂にこの横隊戦術から蝉脱せんだつする事が出来なかった。
戦争史大観 (新字新仮名) / 石原莞爾(著)
紫の蝉脱もぬけの殻を、平気でその場に残して置いて