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苛税
ふりがな文庫
“苛税”の読み方と例文
読み方
割合
かぜい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かぜい
(逆引き)
そもそも性欲は自然があらゆる生物に課して種属保存の義務を負はせた
苛税
(
かぜい
)
であるが、ずるい自然はにがい薬を糖衣でくるむやうに
最も早熟な一例
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
近来、殆んど連年かかる悲惨なる目に遭い、その上
苛税
(
かぜい
)
の
誅求
(
ちゅうきゅう
)
を受けるこの
辺
(
へん
)
の住民は
禍
(
わざわ
)
いなるかな。天公
桂
(
かつら
)
内閣の暴政を
怒
(
いか
)
るか、天災地変は年一年
甚
(
はなはだ
)
しくなる。
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
当然、
苛税
(
かぜい
)
、悪役人の横行、そして貧富の差は、いよいよひどく、苦民の
怨嗟
(
えんさ
)
は、四方にみちてくる。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
苛税(かぜい)の例文をもっと
(10作品)
見る
“苛税”の意味
《名詞》
取り立てなどが過酷な租税。重税。
(出典:Wiktionary)
苛
常用漢字
中学
部首:⾋
8画
税
常用漢字
小5
部首:⽲
12画
“苛”で始まる語句
苛
苛立
苛々
苛責
苛酷
苛烈
苛辣
苛斂誅求
苛苛
苛政
“苛税”のふりがなが多い著者
押川春浪
吉川英治
佐藤春夫