“ひどい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
残酷40.0%
非道40.0%
苛酷20.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「情死じゃアねえが、大方痴戯いたずらはてだろうよ」「いや、菊屋のかみさんが残酷ひどいからだ、以前このまえもあそこの下女で井戸へ飛んだ者がある」
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
私の為めに余儀なく此様こんな結婚をして一生不幸を見たなんて、残酷ひどいことさへ言ふんですよ、——言はれて見れば私にも弱点があるから、言ひたいこともジツとこらへて居ますけれども
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
あれが飛んだことになりました。「ふむ、死にましたろう。だから言わないことか、あんなにむごいことをなさるなと。とうとう責殺したね。非道ひどいことをしなすった。 ...
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「そんなら、もう二時間もここでお待ちになるのは非道ひどいですから、あちらに休む所があります。それとも急な事なら、私が取次いであげましょう。そうでなければ、十一時に出なおして、お出になったらうございましょう」
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
打けるにウンと言て其まゝ悶絶もんぜつなせしかば茂助は驚き先生せんせい苛酷ひどいことをされたり夫では爰には居ぬにちがひも有めへかたき幸手さつての三五郎と知れてゐるからは先々親分の死骸を葬り相手に油斷を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)