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酷薄
ふりがな文庫
“酷薄”の読み方と例文
読み方
割合
こくはく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こくはく
(逆引き)
この残忍
酷薄
(
こくはく
)
を
極
(
きわ
)
めた文言を読むと、私は流石にゾッとしないではいられなかった。そして、人でなし大江春泥を憎む心が幾倍するのを感じた。
陰獣
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
もし、そういうことでもあるならば礫のみでは済ませない、明らさまに表門をたたいて男の
酷薄
(
こくはく
)
を責めなければならない。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すると、
膝
(
ひざ
)
も、腹も、胸も、恐らくは
頃刻
(
けいこく
)
を出ない内に、この
酷薄
(
こくはく
)
な満潮の水に隠されてしまうのに相違あるまい。
尾生の信
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
酷薄(こくはく)の例文をもっと
(14作品)
見る
“酷薄”の意味
《名詞》
酷で薄情なさま。
(出典:Wiktionary)
酷
常用漢字
中学
部首:⾣
14画
薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
“酷薄”で始まる語句
酷薄無慙
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冷厳酷薄
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“酷薄”のふりがなが多い著者
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太宰治
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