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深酷
ふりがな文庫
“深酷”の読み方と例文
読み方
割合
しんこく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんこく
(逆引き)
蕪村はこの悲哀を感ずることで、何人よりも
深酷
(
しんこく
)
であり、他のすべての俳人らより、ずっと本質的に感じやすい詩人であった。
郷愁の詩人 与謝蕪村
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
だから会っても
深酷
(
しんこく
)
な話はひとつもない。例のごとく、こしゃこしゃした
笑顔
(
えがお
)
で、
不順序
(
ふじゅんじょ
)
に思う事をいう。矢野が少し話をすれば大木はすぐのみこんで同情する。
廃める
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
ことに、今度はその喧嘩がいつもと違つて
深酷
(
しんこく
)
で、これではとても駄目だと誰も思つたさうだ。ところが、丁度その時雷雨があつた。何でもヒドい雷雨だつたさうだ。
迅雷
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
深酷(しんこく)の例文をもっと
(7作品)
見る
深
常用漢字
小3
部首:⽔
11画
酷
常用漢字
中学
部首:⾣
14画
“深”で始まる語句
深
深山
深傷
深淵
深更
深切
深川
深夜
深々
深沈
“深酷”のふりがなが多い著者
小出楢重
伊藤左千夫
田山録弥
岡本かの子
田山花袋
萩原朔太郎
野村胡堂