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酷過
ふりがな文庫
“酷過”の読み方と例文
読み方
割合
ひどす
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひどす
(逆引き)
「こう、お綱さん、自分の用だけはすんだからといって、俺の頼みをきいてくれねえのは
酷過
(
ひどす
)
ぎるだろう」
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
山間僻地
(
さんかんへきち
)
のここらにしてもちと
酷過
(
ひどす
)
ぎる
鍵裂
(
かぎざき
)
だらけの
古布子
(
ふるぬのこ
)
の、しかもお
坊
(
ぼう
)
さんご成人と云いたいように
裾短
(
すそみじか
)
で
裄短
(
ゆきみじか
)
で
汚
(
よご
)
れ
腐
(
くさ
)
ったのを
素肌
(
すはだ
)
に着て、何だか正体の知れぬ
丸木
(
まるき
)
の
雁坂越
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
両岸から挟みうちにして竹槍で突っつき殺そうたあ
酷過
(
ひどす
)
ぎる!
大菩薩峠:36 新月の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
酷過(ひどす)の例文をもっと
(4作品)
見る
酷
常用漢字
中学
部首:⾣
14画
過
常用漢字
小5
部首:⾡
12画
“酷”で始まる語句
酷
酷似
酷薄
酷烈
酷使
酷吏
酷刑
酷命
酷待
酷熱
“酷過”のふりがなが多い著者
中里介山
幸田露伴
吉川英治
泉鏡花