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鍵裂
ふりがな文庫
“鍵裂”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かぎざき
83.3%
かぎさけ
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かぎざき
(逆引き)
もう一人、中学の、くちゃくちゃの制帽と服で、
鍵裂
(
かぎざき
)
だらけで、素足に高足駄を
穿
(
は
)
いた勇壮な少年がある。酒の席などでは閑却されたが雪代夫人の弟である。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
親仁
(
おやじ
)
は郵便局の配達か何かで、大酒呑で、
阿母
(
おふくろ
)
はお
引摺
(
ひきずり
)
と来ているから、
常
(
いつ
)
も
鍵裂
(
かぎざき
)
だらけの着物を着て、
踵
(
かかと
)
の切れた
冷飯草履
(
ひやめしぞうり
)
を突掛け、片手に貧乏徳利を提げ
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
鍵裂(かぎざき)の例文をもっと
(5作品)
見る
かぎさけ
(逆引き)
よく調べてごらんなさい。
屍体
(
したい
)
の中から抜きとった弾丸には、薬莢にとめるときについた
鍵裂
(
かぎさけ
)
の傷がついています
省線電車の射撃手
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
鍵裂(かぎさけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
鍵
常用漢字
中学
部首:⾦
17画
裂
常用漢字
中学
部首:⾐
12画
“鍵”で始まる語句
鍵
鍵盤
鍵穴
鍵屋
鍵形
鍵束
鍵孔
鍵鼻
鍵惣
鍵番
“鍵裂”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
幸田露伴
泉鏡花
海野十三
野村胡堂