“かぎざき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鉤裂50.0%
鍵裂50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平次が唸(うな)つたのも無理はありません。着物はまだ眞新しいのですが、ひどく埃(ほこり)と泥とに汚れて、所々には蜘蛛(くも)の巣が引掛つて居る上、幾つかの鉤裂(かぎざき)まで拵(こさ)へてあるのです。
綿入れの袖を小枝へ引ッかけ、ひどい鉤裂(かぎざき)をしてしまった。
円太郎馬車 (新字新仮名) / 正岡容(著)
山間僻地(さんかんへきち)のここらにしてもちと酷過(ひどす)ぎる鍵裂(かぎざき)だらけの古布子(ふるぬのこ)の、しかもお坊(ぼう)さんご成人と云いたいように裾短(すそみじか)で裄短(ゆきみじか)で汚(よご)れ腐(くさ)ったのを素肌(すはだ)に着て、何だか正体の知れぬ丸木(まるき)の
雁坂越 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
正面(まとも)に見れる肩のあたりにも、鍵裂(かぎざき)やら継接(つぎはぎ)やらが、二つ三つならず算(かぞ)えられます。