“かぎざ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鉤裂50.0%
掻裂25.0%
鈎裂25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まだ起きて帳面でもけていたのであろうか? 妙に皺の多い瘠せた顔の奥から、金壺眼かなつぼまなこを眼鏡越しに光らせている姿……鉤裂かぎざきだらけの上衣を着けて
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
節穴が有ったから覗くと、意地えじの悪い穴よ、はすに上の方へ向いて、戸に大きな釘が出ていて頬辺ほゝぺた掻裂かぎざきイした
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
引つかけたか鈎裂かぎざきになつて居るでせう。首を締められる苦しまぎれに、主人が暴れたのでなきや、あんな具合にはなりませんよ