“かつさ”の漢字の書き方と例文
語句割合
掻裂100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
胸の中が掻裂かつさかれる様で、スーツと深く息を吸ふと、パツと目があいた。と、空から見下す大きな眼! 洋燈の真上に径二尺、真黒な天井に円く描かれた大きな眼! 「俺はツ」と渠は声を絞つた。
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)