新奇談クラブしんきだんクラブ06 第六夜 人形の獄門06 だいろくや にんぎょうのごくもん
「人形の首を梟した、——という話、気味は悪いが、充分に面白い積りです」 第六番目に立った話の選手大滝左馬太は、奇談クラブの談話室で、斯う話し始めました。 「これも今の世の事ではありません。天保十一年の晩春、十一代将軍家斉の治下で、江戸の風物 …
作品に特徴的な語句
こま うず さら あで したた しも ぶく 鴛鴦えんおう 其方そっち 理由いわれ かえ 幾何いくら 子刻ここのつ 如何いかん 嫉妬やきもち おわ もと そむ わき ゆる 雲鼎うんてい 権柄けんぺい 正面まとも 煩悩ぼんのう 黄昏たそがれ 生命いのち 癆核ろうがい 皎々こうこう かぞ かんざし 驀地まっしぐら くめ 素人しろうと こうむ 離室はなれ 経緯いきさつ うるう 継接つぎはぎ すく 鍵裂かぎざき いさ 鼈甲べっこう 襖紙からかみ 華魁おいらん 平常ふだん 亥刻よつ ためし 偶々たまたま すがた つぐな 刺青ほりもの 匕首あいくち 区々まちまち 双肌もろはだ 変化へんげ 多寡たか 奇瑞きずい 婀娜あだ 帰依きえ 桟敷さじき 年齢とし 強談ごうだん 強請ゆすり 彫物ほりもの わずら たわむ 所刑しおき 抽斗ひきだし こまぬ 数多あまた 月代さかやき 木偶でく 果敢はか
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