“檻送”の読み方と例文
読み方割合
かんそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「待て。それだけではいかん。すぐさま、迅兵じんぺいをさし向けて、玄徳らを召捕え、都へご檻送かんそうくださるべしと、促すのだ」
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
安政六年己未きび 五月、江戸に檻送かんそうせらる。七月、江戸伝馬てんま町の獄に下る。十月二十日、永訣えいけつ書を作る。二十六日、『留魂録』成る。二十七日、刑にく。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
捕虜として檻送かんそうされてゆく途中、張任は天を仰いで長嘆していた。涪城について後、玄徳が
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)