“かんそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
乾燥22.0%
諫奏17.1%
諫争9.8%
檻送7.3%
感想7.3%
観相7.3%
盥嗽4.9%
観想4.9%
諫諍4.9%
閑窓4.9%
監倉2.4%
函送2.4%
奸争2.4%
盥漱2.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは単に素地きじ乾燥かんそうがいいとか、塗が丁寧だとか、材料がいいからとかいうことだけではない。
陸中雑記 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
草本帶そうほんたいには、乾燥かんそうしたところにえる植物しよくぶつ、すなはち『乾生かんせい』のものと
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
けれども、帝の軍備には、たちまち内部の反対が燃え、学士秦宓しんふくのごときは、直言して、その非を諫奏かんそうした。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
——あれいらいとは、もちろん義貞が西征のに立った三月、正成が直々じきじきに、みかどへ諫奏かんそうし奉ったというそのことである。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ルイ十四世が嬖臣へいしんたる一貴族の重罪を特赦しようとした時、掌璽大臣ヴォアザン(Voisin)は言葉を尽して諫争かんそうしたが、王はどうしても聴き容れず、強いて大璽を持ち来らしめて、手ずからこれを赦書に鈐して大臣に返された。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
ここにおいてか勢い幕府を諫争かんそうし、れ聴かざるにおいては、勢い討せざるべからざるに至る。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
捕虜として檻送かんそうされてゆく途中、張任は天を仰いで長嘆していた。涪城について後、玄徳が、
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
安政六年己未きび 五月、江戸に檻送かんそうせらる。七月、江戸伝馬てんま町の獄に下る。十月二十日、永訣えいけつ書を作る。二十六日、『留魂録』成る。二十七日、刑にく。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
「むかしは、かがみおんなのたましいともいいましたから、これには、たましいが、はいっているのかもしれませんね。」と、さすがに小田おださんは、詩人しじんらしい感想かんそうをもらして、うけとったかがみを、ていねいになでながら、しばらく、じっとまもっていました。
うずめられた鏡 (新字新仮名) / 小川未明(著)
白雲が忙しそうにその間を去来して一種無常の観相かんそうをば附加える。
仏法僧鳥 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
厩から帰ると、盥嗽かんそうして仏壇の前に坐した。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
おもうに、なんじ観想かんそうによって救わるべくもないがゆえに、これよりのちは、一切の思念をて、ただただ身を働かすことによってみずからを救おうと心がけるがよい。時とは人の作用はたらきいいじゃ。
悟浄出世 (新字新仮名) / 中島敦(著)
今の伊太夫の家では、この旅を、無用なり、危険なりとして諫諍かんそうするほどのものはありません。
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
二十二日、同じく閑窓かんそう読書の他なし。
突貫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
その年の十二月大事発覚して、長崎の旅舎に捕われ、転じて大阪(中の島)の監獄にゆうせらるるや、国事犯者として、普通の罪人よりも優待せられ、未決中は、伝告者でんこくしゃ即ち女監の頭領となりて、初犯者および未成年者を収容する監倉かんそうつかさどることとなりぬ。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
首は函送かんそうして、これを、安土の信長に供え、遺物かたみ種々くさぐさは、安芸の吉川元春の許へ送り届けてやった。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
金、虚名、貪慾、無節操、乱倫、阿諛あゆ奸争かんそう佞策ねいさく、何でも、利にしたがって、嗅覚のあさりにはしり、ばかばかしい人間の理想などというものを、極端にまで、軽蔑けいべつし合った。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
侍奉紳士は婦の早起盥漱かんそうする時より、深更寢に就く時に至るまで、其身邊に在りて奉侍す。