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『姑と嫁について』
ふりがな文庫
『
姑と嫁について
(
しゅうとめとよめについて
)
』
或会社の技師をしている工学士某氏の妻が自分に対する苛酷を極めた処置に堪えかねて姑を刺したという故殺未遂犯が近頃公判に附せられたので、その事件の真相が諸新聞に現れた。嫁が姑を刃傷したということは稀有な事件である。無教育な階級の婦人間においてさ …
著者
与謝野晶子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「太陽」1915(大正4)年9月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約14分(500文字/分)
朗読目安時間
約23分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
恥
(
はずか
)
逸
(
はず
)
偶
(
たまた
)
親
(
したし
)
乾干
(
ひから
)
洩
(
もら
)
甚
(
はなはだ
)
由
(
よ
)
蓄
(
た
)
好
(
よ
)
吝
(
おし
)
受
(
うけ
)
力
(
つと
)
長
(
た
)
切掛
(
きっかけ
)
加之
(
おまけ
)
凡
(
すべ
)
疏通
(
そつう
)
竭
(
つく
)
種種
(
いろいろ
)
稀有
(
けう
)
稀
(
まれ
)
睦
(
むつ
)
相容
(
あいい
)
疵
(
きず
)
索寞
(
さくばく
)
疎縁
(
そえん
)
畸人
(
きじん
)
閨房
(
けいぼう
)
一分
(
いちぶ
)
渇仰
(
かつごう
)
鬱積
(
うっせき
)
箍
(
たが
)
罹
(
かか
)
背馳
(
はいち
)
臥
(
ふ
)
良人
(
おっと
)
苛
(
いじ
)
苛酷
(
かこく
)
酒精
(
アルコール
)
融
(
と
)
遽
(
にわ
)
諫止
(
かんし
)
諫諍
(
かんそう
)
讒訴
(
ざんそ
)
蹂躙
(
じゅうりん
)
吐
(
つ
)
強
(
し
)
幇間
(
ほうかん
)
専擅
(
せんせん
)
嫁苛
(
よめいび
)
奢侈
(
しゃし
)
固
(
もと
)
噛
(
か
)
咽
(
むせ
)
微
(
かす
)
半
(
なかば
)
割
(
さ
)
刃傷
(
にんじょう
)
僻
(
ひが
)
傷
(
いた
)
健気
(
けなげ
)
何処
(
どこ
)
捧
(
ささ
)
楯
(
たて
)
来
(
きた
)
朋友
(
ほうゆう
)
曝
(
さら
)
斬
(
き
)
斃
(
たお
)
故殺
(
こさつ
)
排擠
(
はいせい
)
気兼
(
きがね
)
懺悔
(
ざんげ
)
悪罵
(
あくば
)
息子
(
むすこ
)
恪守
(
かくしゅ
)
怠
(
おこた
)
快濶
(
かいかつ
)
徹
(
とお
)