“諫止”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんし95.8%
とめだて4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この席は軍議の席であるが、その根本の目的に、異論や諫止かんしはゆるさぬ。ただ、その作戦上の範囲内で、何か、献策があらば聞こう。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
お前が私に対する反抗的な気持からあまりにも向う見ずな事をしようとしているのを断然お前に諫止かんししなければならないと思った。
菜穂子 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
もはや斯くなる上は、思案も相談も諫止とめだても、いっさい手おくれだ。