“御諫止”の読み方と例文
読み方割合
ごかんし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
光春、其許そこもとは、すぐ鷺山へ馳せつけて、死をもって、父光安殿にすがり、光安殿とふたりして御主君道三様の思い立ちを、御諫止ごかんし申せ
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「いや、なんと仰せありましょうとも、われわれどもは、臣として、御諫止ごかんしいたすしかございません。——勿体なくも、桓武天皇このかた、伝教でんぎょう以来の霊跡れいせきを、灰燼かいじんにしてしまえの、また……」
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)