“伝教”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
でんぎょう69.2%
さんだいふ15.4%
でんきょう15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当山の開祖伝教でんぎょう大師の遺骨を納めてあるという浄土院へゆく路と四明ヶ嶽へ行く路との分れ目の所に一軒の茶店のあるのが眼についた。
青年僧と叡山の老爺 (新字新仮名) / 若山牧水(著)
夢に蒋侯しょうこう、その伝教さんだいふを遣わして使者の趣をもうさす。曰く、不束ふつつかなる女ども、みだり卿等けいらの栄顧を被る、真に不思議なる御縁の段、祝着に存ずるものなり。
一景話題 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
これは伝教でんきょう大師が、叡山創立の時、阿耨多羅あのくたら、三みゃく、三菩提ぼだいの仏達に祈った時