“諫書”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんしょ50.0%
かんしよ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはことし天正元年の正月早々、信長から正面をきって、義昭にぶつけてよこした十七ヵ条の諫書かんしょ——つまり意見書に対する明瞭な返辞をまだしていないことである。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
諫書かんしょは、ふるえる手から、一擲いってきされて、かえりみられなかった。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
利章はとう/\決心して、一成、内藏允に相談し、自ら筆をとつて諫書かんしよを作つた。部類を分けて、經史を引いて論じたのが、通計二十五箇條になつた。
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)