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一擲
ふりがな文庫
“一擲”の読み方と例文
読み方
割合
いってき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いってき
(逆引き)
むしろこの解散を機会に官僚も党人も国民全体も過去の政争的関係をすべて
一擲
(
いってき
)
して、立憲国の代議政治の根本精神に立ち返り
選挙に対する婦人の希望
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
彼はいまや、
畢生
(
ひっせい
)
の智と力と、そして、のるかそるかの
一擲
(
いってき
)
を
賭
(
か
)
けて——越中魚崎での対上杉軍との戦場を捨て——
急遽
(
きゅうきょ
)
、上洛の途中にあった。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はじめ蝶吉と歌枕で
逢曳
(
あいびき
)
の重なる時分、神月は玉司子爵の婿君であったから、
一擲
(
いってき
)
千金はその
難
(
かた
)
しとせざる処、蝶吉が身を苦界から救うのはあえて困難な事ではなかった。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一擲(いってき)の例文をもっと
(11作品)
見る
“一擲”の意味
《名詞》
一擲(いってき)
一度に擲(なげう)つこと。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
擲
漢検1級
部首:⼿
18画
“一擲”で始まる語句
一擲千金
検索の候補
乾坤一擲
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島木赤彦
高浜虚子
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与謝野晶子
泉鏡花
坂口安吾