“かんしよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
甘藷33.3%
寒暑16.7%
漢書16.7%
甘蔗16.7%
諫書16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
島の主要な財源は、五月の飛魚と、甘藷かんしよと、甘蔗かんしよと、林業である。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
其の人を七〇やつこのごとく見おとし、たまたまふるき友の寒暑かんしよとむらひ来れば、物からんためかと疑ひて、宿にあらぬよしをこたへさせつるたぐひあまた見来りぬ。
「このみせ下物かぶつ、一は漢書かんしよ、二は双柑さうかん、三は黄鳥くわうてうせい」といふ洒落た文句で、よしんばつまさかな一つ無かつたにしろ、酒はうまく飲ませたに相違ない。
島の主要な財源は、五月の飛魚と、甘藷かんしよと、甘蔗かんしよと、林業である。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
利章はとう/\決心して、一成、内藏允に相談し、自ら筆をとつて諫書かんしよを作つた。部類を分けて、經史を引いて論じたのが、通計二十五箇條になつた。
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)