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肆
ふりがな文庫
“肆”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほしいまま
50.0%
みせ
23.1%
し
7.7%
ほしいま
7.7%
ほしい
3.8%
ほしいまゝ
3.8%
をは
3.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほしいまま
(逆引き)
この互いに
絡
(
から
)
み合っている二匹の白猫は私をして
肆
(
ほしいまま
)
な男女の痴態を幻想させる。それから
涯
(
はて
)
しのない快楽を私は
抽
(
ひ
)
き出すことが出来る。……
交尾
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
肆(ほしいまま)の例文をもっと
(13作品)
見る
みせ
(逆引き)
そこに露店だの小興行の
肆
(
みせ
)
だのがにぎやかに並んでいて、時には砂書きや大道易者が大勢そこに群集をあつめていたことを思い浮べた。
日本橋附近
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
肆(みせ)の例文をもっと
(6作品)
見る
し
(逆引き)
「
汝輩
(
なんぢがはい
)
、何びとぞ。敢て無礼を
肆
(
し
)
する?」
鴉片
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
肆(し)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ほしいま
(逆引き)
友達のようになった顧客先の細君連と、芝居へ入ったり浅草辺をぶらついたりして調子づいていたが、それもまたぱったり火の消えたように
閑
(
ひま
)
になって、
肆
(
ほしいま
)
まに浪費した金の
行方
(
ゆくえ
)
も目にみえずに
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
肆(ほしいま)の例文をもっと
(2作品)
見る
ほしい
(逆引き)
我等は毎歳春三月の
比
(
ころ
)
渡島し、七月上旬皈帆の節獵舟獵具等を小屋に納め置、翌年渡島の節まで毫も差違なかりしに、去年元祿五年より小屋を
發
(
あば
)
き
肆
(
ほしい
)
ままに器械を奪ひ
他計甚麽(竹島)雑誌
(旧字旧仮名)
/
松浦武四郎
(著)
肆(ほしい)の例文をもっと
(1作品)
見る
ほしいまゝ
(逆引き)
さうすると淨岸の子壽阿彌と誠範の子一鐵とは從兄弟になる。わたくしは此推測を以て甚だしく想像を
肆
(
ほしいまゝ
)
にしたものだとは信ぜない。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
肆(ほしいまゝ)の例文をもっと
(1作品)
見る
をは
(逆引き)
藤原秀郷、
偽
(
いつ
)
はりて門客に列す
可
(
べ
)
きの
由
(
よし
)
を称し、彼の陣に入るの処、将門喜悦の余り、
梳
(
くし
)
けづるところの髪を
肆
(
をは
)
らず、即ち烏帽子に引入れて之に
謁
(
えつ
)
す。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
肆(をは)の例文をもっと
(1作品)
見る
肆
漢検1級
部首:⾀
13画
“肆”の関連語
四
“肆”を含む語句
放肆
酒肆
書肆
肆宴
露肆
肆意
夜肆
茶肆
花肆
肆然
横肆
肆廛
薬肆
肆前
肆中
箆頭肆
豪肆
銀飾肆受騙
矢口肆筆
直広肆八口朝臣音橿
...
“肆”のふりがなが多い著者
村井弦斎
尾崎紅葉
梶井基次郎
幸田露伴
田中貢太郎
徳田秋声
森鴎外
柳田国男
薄田泣菫
永井荷風