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ほしいま
ふりがな文庫
“ほしいま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
恣
40.9%
縦
22.7%
擅
22.7%
肆
9.1%
放
4.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恣
(逆引き)
或は又凡てを
容
(
い
)
れ凡てを抱いて、飽くまで外界の
跳梁
(
ちょうりょう
)
に身を任かす。昼には歓楽、夜には遊興、身を凡俗非議の外に置いて、死にまでその
恣
(
ほしいま
)
まな姿を変えない人もある。
惜みなく愛は奪う
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
ほしいま(恣)の例文をもっと
(9作品)
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縦
(逆引き)
子嬰を殺し義帝を追ひ、咸陽を屠つてそれでも飽き足らず、阿房宮も焼いた、始皇帝の墓も
発
(
あば
)
いた。さうして自ら立つて彭城の春を
縦
(
ほしいま
)
まにした。
悲しき項羽
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
ほしいま(縦)の例文をもっと
(5作品)
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擅
(逆引き)
一致している際に
蚤
(
のみ
)
に食われて急に我に帰り、時計が鳴ってにわかに我に帰るというようであるから、間髪を
容
(
い
)
れざる完全の一致より生ずる享楽を
擅
(
ほしいま
)
まにする事ができんのであります。
文芸の哲学的基礎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ほしいま(擅)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
肆
(逆引き)
出
(
い
)
づれば幸ひにその金力に
頼
(
よ
)
りて勢を得、
媚
(
こび
)
を買ひて、一時の慾を
肆
(
ほしいま
)
まにし、
其処
(
そこ
)
には楽むとも知らず楽み、苦むとも知らず苦みつつ宮が
空
(
むなし
)
き
色香
(
いろか
)
に
溺
(
おぼ
)
れて、内にはかかる美きものを
手活
(
ていけ
)
の花と
眺
(
なが
)
め
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ほしいま(肆)の例文をもっと
(2作品)
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放
(逆引き)
宋以来支那に
跋扈
(
ばっこ
)
する五通神は、馬豚等の畜生が男に化けて降り来り、
放
(
ほしいま
)
まに飲食を
貪
(
むさぼ
)
り妻女を辱しむる由(『聊斎志異』四)、これは濫行の悪漢秘密講を結び
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
ほしいま(放)の例文をもっと
(1作品)
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