“かんじょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
寛恕50.0%
漢書21.4%
官女7.1%
緩徐7.1%
勘定3.6%
宦女3.6%
緩舒3.6%
閑所3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二年も前からの旧約をお待ちくだすった寛恕の手前にも、ぼくは自分の健康ばかり言い訳にいっていられない気持になり
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
漢書』には「蘭ハ香シキヲ以テ自ラ焼クナリ」と書き、『西京雑記』には「漢ノ時池苑ニ蘭ヲ種ヱテ以テ神ヲ降シ或ハ粉ニ雑ヘテ衣書ニ蔵メヲ辟ク」
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
台所で音のする、煎豆に小鼻をらせ、牡丹有平糖う事、毒のある胡蝶に似たりで、立姿官女げた長柄を抜いてはられる、お囃子侍烏帽子をコツンと突いて、また叱られる。
雛がたり (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
数学者や物理学者にとっては速度は緩徐に対立するものではなく、熱は寒さに対立するものではない。
由「閑静なものだね……やア勘定幾許になるえ」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
マホメには善良な点がある。天女の宮居宦女の楽園を発明した者に敬意を表すべしである。牝鶏小屋で飾られてる唯一の宗教たるマホメット教に、敬意を表しようではないか。
これも、一方に結晶体の原子格子の一小部分を考え、他方に液体の分子集合の緩舒な状態を考えれば、ある度まではあたっていると言われる。
ルクレチウスと科学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
当時わたくしは名古屋の閑所に住み、その庭のかなめもちとどうだんの葉をていねいに写生した。うち忘れた頃それが晶子夫人の歌集「心の遠景」の表紙と其紙函との装飾に用ゐられた。
本の装釘 (新字旧仮名) / 木下杢太郎(著)