“かんじやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
感情77.3%
勘定9.1%
艦上4.5%
感状4.5%
計算4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、せいうへ共通きようつうといふことが、たして、思想しさう感情かんじやう共通きようつうといふことよりも、重大ぢうだい影響えいきやうがあるかどうか疑問ぎもんである。
読書の態度 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
のんださけ勘定かんじやうからですよ。去年きよねんぼんに一どおまへにおごつたことがあるから、けふのははらへと、あののんだくれ のわしやつふんです。するとあんたのはうはうですわねえ。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
此處こゝところ印度洋インドやうその不屆ふとゞき小忰こせがれめは何處どこる。』と艦上かんじやう速射砲そくしやほうそゝいで
天涯てんがい萬里ばんりこの帝國軍艦ていこくぐんかん艦上かんじやうにて、昔馴染むかしなじみ水兵等すいへいら對面たいめんしたものとえる。
また退治たいぢるのを、「たのもしいわ、わたしたちの主人しゆじんにはそれが出來できないの。」と感状かんじやうあづかつた得意とくいさに、にのつて
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
二人は交代かはるがはるに振返つては、もう何間歩いたか胸で計算かんじやうしながら、二町許りで本郷館の前まで来た。
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)