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勘定
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かんじやう
畢竟売捌の方法が
疎略であつた
為に、
勘定合つて
銭足らずで、
毎号屹々と
印刷費を
払つて行つたのが、
段々不如意と
成つて、
二号おくれ三
号おくれと
逐れる
有様
のんだ
酒の
勘定からですよ。
去年の
盆に一どお
前におごつたことがあるから、けふのは
拂へと、あののんだくれ の
俺の
奴が
言ふんです。するとあんたの
方も
方ですわねえ。
第九期まで有つて十期の無いのは
甚だ
勘定が悪いから、
是非第十期を
造りたいと
云ふ
考も有るので