勘定かんじやう)” の例文
畢竟つまり売捌うりさばきの方法が疎略そりやくであつたために、勘定かんじやう合つてぜにらずで、毎号まいがう屹々きつ/\印刷費いんさつひはらつて行つたのが、段々だん/\不如意ふによいつて、二号にがうおくれ三がうおくれとおはれる有様ありさま
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
のんださけ勘定かんじやうからですよ。去年きよねんぼんに一どおまへにおごつたことがあるから、けふのははらへと、あののんだくれ のわしやつふんです。するとあんたのはうはうですわねえ。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
第九期まで有つて十期の無いのははなは勘定かんじやうが悪いから、是非ぜひ第十期をつくりたいとかんがへも有るので
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)