“緩舒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんじょ50.0%
ゆるやか50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これも、一方に結晶体の原子格子げんしごうしの一小部分を考え、他方に液体の分子集合の緩舒かんじょな状態を考えれば、ある度まではあたっていると言われる。
ルクレチウスと科学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
貫一はをののくちびる咬緊くひしめつつ、ことさ緩舒ゆるやかいだせる声音こわねは、あやしくも常に変れり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)