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ゆるやか
ふりがな文庫
“ゆるやか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
寛
42.9%
緩
28.6%
宥
7.1%
悠
7.1%
慢
7.1%
緩舒
7.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寛
(逆引き)
その
媚
(
こび
)
ある目の
辺
(
ほとり
)
は
漸
(
やうや
)
く花桜の色に染みて、心楽しげに
稍
(
やや
)
身を
寛
(
ゆるやか
)
に取成したる
風情
(
ふぜい
)
は、
実
(
げ
)
に
匂
(
にほひ
)
など
零
(
こぼ
)
れぬべく、熱しとて紺の
絹精縷
(
きぬセル
)
の
被風
(
ひふ
)
を脱げば、羽織は無くて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ゆるやか(寛)の例文をもっと
(6作品)
見る
緩
(逆引き)
目は地上に
注
(
そゝ
)
がるゝことしばらくなりき、アヌンチヤタは忽ち
右手
(
めて
)
を擧げて、
緩
(
ゆるやか
)
にその
額
(
ぬか
)
を撫でたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
ゆるやか(緩)の例文をもっと
(4作品)
見る
宥
(逆引き)
真夏の太陽に照らされながらも、山上の空気は
和
(
なご
)
やかに、彼氏と、彼女と、彼の三人を包んだ。野性と、モダニズムと。食慾と、恋愛と。一切は融け合ってしまった。
宥
(
ゆるやか
)
に朗らかな風景である。
案内人風景
(新字新仮名)
/
百瀬慎太郎
、
黒部溯郎
(著)
ゆるやか(宥)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
悠
(逆引き)
風は
軟
(
やわらか
)
に吹いてゐた。
五月
(
さつき
)
の空は少し濁ツて、眞ツ白な雲は、時々
宛然
(
さながら
)
大きな鳥のやうに
悠
(
ゆるやか
)
に飛んで行く。日光は薄らいだり輝いたり、都ての
陰影
(
いんえい
)
は絶えず變化する。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
ゆるやか(悠)の例文をもっと
(1作品)
見る
慢
(逆引き)
ホワイト
襯衣
(
しゃつ
)
に、
縞
(
しま
)
の
粗
(
あら
)
い
慢
(
ゆるやか
)
な
筒服
(
ずぼん
)
、上靴を
穿
(
は
)
いたが、ビイルを
呷
(
あお
)
ったらしい。充血した顔の、額に
顱割
(
はちわれ
)
のある、
髯
(
ひげ
)
の薄い人物で、ギラリと輝く
黄金縁
(
きんぶち
)
の目金越に、看護婦等を
睨
(
ね
)
め着けながら
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ゆるやか(慢)の例文をもっと
(1作品)
見る
緩舒
(逆引き)
貫一は
戦
(
をのの
)
く
唇
(
くちびる
)
を
咬緊
(
くひし
)
めつつ、
故
(
ことさ
)
ら
緩舒
(
ゆるやか
)
に
出
(
いだ
)
せる
声音
(
こわね
)
は、
怪
(
あやし
)
くも常に変れり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ゆるやか(緩舒)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
ゆる
ゆっく
なだ
ゆるや
ゆつく
ゆっ
ゆた
かん
のび
くつろ