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ゆた
ふりがな文庫
“ゆた”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ユタ
語句
割合
豊
29.8%
裕
28.6%
饒
22.6%
豐
9.5%
寛
6.0%
優
1.2%
緩
1.2%
胖
1.2%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
豊
(逆引き)
さてある
晩
(
ばん
)
わたしたちは川に
沿
(
そ
)
った
豊
(
ゆた
)
かな平野の中にある大きな町に着いた。赤れんがのみっともない家が多かった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
ゆた(豊)の例文をもっと
(25作品)
見る
裕
(逆引き)
もしその数なり実質なりが
裕
(
ゆた
)
かに過ぎたならば、ここに再び新たな容易ならざる階級争闘がひき起こされる憂いが十分に生じてくる。
片信
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
ゆた(裕)の例文をもっと
(24作品)
見る
饒
(逆引き)
それについて内部の事情を知らない「世間」から氏はかなり
手酷
(
てひど
)
い攻撃を受けたが、私達は氏の如き感情に
饒
(
ゆた
)
かな、理智に明るい人が
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
ゆた(饒)の例文をもっと
(19作品)
見る
▼ すべて表示
豐
(逆引き)
その
雲
(
くも
)
のあたりへ
鳴
(
な
)
き
上
(
あが
)
つて
行
(
ゆ
)
く
雲雀
(
ひばり
)
の
聲
(
こゑ
)
に
氣
(
き
)
がついて、そして、
今
(
いま
)
かうしてゐることの
外
(
ほか
)
に、なんの
爲事
(
しごと
)
も
煩
(
わづら
)
はしさも
心
(
こゝろ
)
がかりもない、
豐
(
ゆた
)
かな
氣持
(
きも
)
ちを
感
(
かん
)
じてゐることを
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ゆた(豐)の例文をもっと
(8作品)
見る
寛
(逆引き)
銀髪のロダン夫人が
白茶
(
しらちや
)
色にダンテルを
配
(
あしら
)
つた
寛
(
ゆた
)
かな一種のロオブを着て玄関の
石階
(
いしばし
)
を降りて来られた。
何時
(
いつ
)
か写真版で見た事のあるロダン翁の製作の夫人の像
其儘
(
そのまゝ
)
の
鬢
(
びん
)
の
膨
(
ふくら
)
ませ
様
(
やう
)
だと思つた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
ゆた(寛)の例文をもっと
(5作品)
見る
優
(逆引き)
両手
優
(
ゆた
)
かにかき
抱
(
いだ
)
きつべきふっくりとかあいげなる雲は、おもむろに赤城の
巓
(
いただき
)
を離れて、さえぎる物もなき大空を相並んで金の蝶のごとくひらめきつつ、優々として足尾の
方
(
かた
)
へ流れしが
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
ゆた(優)の例文をもっと
(1作品)
見る
緩
(逆引き)
安斉可潟
(
あせかがた
)
潮干の
緩
(
ゆた
)
に思へらば
朮
(
うけら
)
が花の色に出めやも (同・三五〇三)
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
ゆた(緩)の例文をもっと
(1作品)
見る
胖
(逆引き)
一点の局部だにわが注意を集注すべき
患所
(
かんしょ
)
がないから、かく安々と
胖
(
ゆた
)
かなのである。
瘠
(
や
)
せて
蒼
(
あお
)
い顔をしている人に、君は胃が悪いだろうと尋ねて見た事がある。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ゆた(胖)の例文をもっと
(1作品)
見る
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