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胖
ふりがな文庫
“胖”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆたか
50.0%
ゆた
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆたか
(逆引き)
尽
(
ことごと
)
く
窓帷
(
カアテン
)
を引きたる十畳の
間
(
ま
)
は
寸隙
(
すんげき
)
もあらず
裹
(
つつ
)
まれて、火気の
漸
(
やうや
)
く春を蒸すところに、宮は
体
(
たい
)
を
胖
(
ゆたか
)
に
友禅縮緬
(
ゆうぜんちりめん
)
の
長襦袢
(
ながじゆばん
)
の
褄
(
つま
)
を
蹈披
(
ふみひら
)
きて、
緋
(
ひ
)
の
紋緞子
(
もんどんす
)
張の
楽椅子
(
らくいす
)
に
凭
(
よ
)
りて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
体
(
たい
)
のまた
胖
(
ゆたか
)
なるをさへ感ずるなりけり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
胖(ゆたか)の例文をもっと
(1作品)
見る
ゆた
(逆引き)
一点の局部だにわが注意を集注すべき
患所
(
かんしょ
)
がないから、かく安々と
胖
(
ゆた
)
かなのである。
瘠
(
や
)
せて
蒼
(
あお
)
い顔をしている人に、君は胃が悪いだろうと尋ねて見た事がある。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
胖(ゆた)の例文をもっと
(1作品)
見る
胖
漢検1級
部首:⾁
9画
“胖”を含む語句
肥胖
肥胖漢
胖大漢
体胖
広胖
胖庵
胖響
豊胖
這等肥胖
“胖”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
夏目漱石