“寛恕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんじょ82.4%
かに11.8%
ゆる5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斯様かような記憶の誤りが他にも有るのではないかとはばかられて、憶い出の筆を取ることに躊躇されるのであるが、疎漏の罪は暫く寛恕かんじょを願いたい。
木曽駒と甲斐駒 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
寛恕かにして頂戴よ」と云つて、身を投げて來た吉彌を主人公が突き拂つて席を立ち、さん/″\に愛相づかしを云ふところに至つて、お鳥は
泡鳴五部作:01 発展 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
次の朝、わたしはきのう午後における自分の常軌を逸した行為を寛恕ゆるしてくれるようにと、キッティのところへ謝罪の手紙を送った。