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寛濶
ふりがな文庫
“寛濶”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんかつ
75.0%
くわんくわつ
10.7%
おうやう
3.6%
おうよう
3.6%
かんくわつ
3.6%
くわんたつ
3.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんかつ
(逆引き)
「なんの、なんの、丞相の
寛濶
(
かんかつ
)
な度量は、何ものにも、
較
(
くら
)
べるものはありません。誰よりも、それがしが深く知っておるつもりです」
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
寛濶(かんかつ)の例文をもっと
(21作品)
見る
くわんくわつ
(逆引き)
友達
(
ともだち
)
は
多
(
おほ
)
く
彼
(
かれ
)
の
寛濶
(
くわんくわつ
)
を
羨
(
うらや
)
んだ。
宗助
(
そうすけ
)
も
得意
(
とくい
)
であつた。
彼
(
かれ
)
の
未來
(
みらい
)
は
虹
(
にじ
)
の
樣
(
やう
)
に
美
(
うつ
)
くしく
彼
(
かれ
)
の
眸
(
ひとみ
)
を
照
(
て
)
らした。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
寛濶(くわんくわつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
おうやう
(逆引き)
取り分け職人仲間の中でも世才に疎く心好き
吾夫
(
うちのひと
)
、腕は源太親方さへ去年いろ/\世話して下されし
節
(
をり
)
に、立派なものぢやと賞められし程
確実
(
たしか
)
なれど、
寛濶
(
おうやう
)
の
気質
(
きだて
)
故に仕事も取り
脱
(
はぐ
)
り勝で
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
寛濶(おうやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
おうよう
(逆引き)
ここにいて目に見ねばこそ威張って居らるれ、御開帳の
幟
(
のぼり
)
のように頭を振って居るさまを見られたらなんぼ十兵衛殿
寛濶
(
おうよう
)
な気性でも、お気の毒ながら
魂魄
(
たましい
)
がふわりふわりとならるるであろう
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
寛濶(おうよう)の例文をもっと
(1作品)
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かんくわつ
(逆引き)
朱君は
寛濶
(
かんくわつ
)
な微笑を浮べる。流行と優しい心、と、この二つを二つながら、満足させた人の微笑である。鳥も外出が必要ではないか?
パステルの竜
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
寛濶(かんくわつ)の例文をもっと
(1作品)
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くわんたつ
(逆引き)
その頃流行つた風俗ですが、一
管
(
くわん
)
の尺八を腰に差して、
寛濶
(
くわんたつ
)
な懷ろ手、六法を踏む恰好で歩くのは花道から出て來る花川戸の助六や御所の五郎藏と通ふものがあります。
銭形平次捕物控:124 唖娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
寛濶(くわんたつ)の例文をもっと
(1作品)
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寛
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
濶
漢検1級
部首:⽔
17画
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