“寛文”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんぶん76.5%
くわんぶん17.6%
かんぷん5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは「武鑑」、殊(こと)に寛文(かんぶん)頃より古い類書は、諸侯の事を記(き)するに誤謬(ごびゅう)が多くて、信じがたいので、措(お)いて顧みないのかも知れない。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
寛文(くわんぶん)のむかし荘(さう)右エ門が(如法寺村)庭(には)にて韛(ふいご)をつかひたる時より燃(もえ)はじめしとぞ。前にいふ井中の火も医者(いしや)が挑灯(てうちん)を井の中へさげしゆゑその陽火にてもえいだしたるなるべし。
これが牡丹燈籠の原話(げんわ)の梗概(こうがい)であるが、この原話は寛文(かんぷん)六年になって、浅井了意(あさいりょうい)のお伽婢子(とぎぼうこ)の中へ飜案(ほんあん)せられて日本の物語となり、それから有名な円朝の牡丹燈籠となったものである。
牡丹灯籠 牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)