“梗概”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうがい81.8%
かうがい13.6%
あらまし4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌日になると自分の店で、新聞にのってる演説の梗概こうがいを熟読し、自分のためにまた小僧のために高々と読み返した。
僕は堀口九万一くまいち氏の紹介した「雪さん」と云ふフランス小説の梗概かうがいを読み、(「女性」三月号所載)今更のやうにこの事実を考へ出した。
宮はその梗概あらましを語れり。聴ゐる母は、彼の事無くその場をのがれ得てし始末をつまびらかにするをちて、始めて重荷を下したるやうにと息をきぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)