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梗概
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かうがい
ふりがな文庫
“
梗概
(
かうがい
)” の例文
僕は堀口
九万一
(
くまいち
)
氏の紹介した「雪さん」と云ふフランス小説の
梗概
(
かうがい
)
を読み、(「女性」三月号所載)今更のやうにこの事実を考へ出した。
文芸的な、余りに文芸的な
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
(
新聞
(
しんぶん
)
には
講演
(
かうえん
)
の
梗概
(
かうがい
)
が
出
(
で
)
て
居
(
ゐ
)
たが、
余
(
よ
)
は
新聞
(
しんぶん
)
の
記事
(
きじ
)
には、
信用
(
しんよう
)
を
拂
(
はら
)
はぬ一
人
(
にん
)
であるので、
證
(
しよう
)
とせぬ)
余
(
よ
)
は
余
(
よ
)
として、
生意氣
(
なまいき
)
ながら
左
(
さ
)
の
如
(
ごと
)
き
説
(
せつ
)
を
持
(
じ
)
するのである。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
始からのべつ幕なしに、
梗概
(
かうがい
)
ばかり聴かされる。それも一々 Act 1, Scene 2 と云ふ調子で、一くさりづつやるのだから、その退屈さは人間以上だつた。
あの頃の自分の事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“梗概”の意味
《名詞》
梗概(こうがい)
あらすじ。あらまし。大要。
(出典:Wiktionary)
梗
常用漢字
中学
部首:⽊
11画
概
常用漢字
中学
部首:⽊
14画
“梗概”で始まる語句
梗概的