諫書かんしょ)” の例文
それはことし天正元年の正月早々、信長から正面をきって、義昭にぶつけてよこした十七ヵ条の諫書かんしょ——つまり意見書に対する明瞭な返辞をまだしていないことである。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
諫書かんしょは、ふるえる手から、一擲いってきされて、かえりみられなかった。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)