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索寞
ふりがな文庫
“索寞”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さくばく
92.3%
ひっそり
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さくばく
(逆引き)
僕に取って事実というものくらい無味
索寞
(
さくばく
)
なものはない。それは眼の前の道端に転がっている石同様、たゞそれ切りのものだ。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
「
何故
(
なぜ
)
家は
此
(
か
)
うなんだらうと、
索寞
(
さくばく
)
といふよりは、これぢや
寧
(
むし
)
ろ
荒凉
(
くわうりやう
)
と
謂
(
い
)
ツた方が適當だからな。」と
呟
(
つぶや
)
き、
不圖
(
ふと
)
また奧を
覗
(
のぞ
)
いて、
燥
(
いら
)
ツた聲で
青い顔
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
索寞(さくばく)の例文をもっと
(12作品)
見る
ひっそり
(逆引き)
下女はまた面白そうに笑ったが、室の中からはこの
賑
(
にぎ
)
やかさに対する何の反応も出て来なかった。人がいるかいないかまるで分らない内側は、始めと同じように
索寞
(
ひっそり
)
していた。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
索寞(ひっそり)の例文をもっと
(1作品)
見る
索
常用漢字
中学
部首:⽷
10画
寞
漢検1級
部首:⼧
13画
“索”で始まる語句
索
索然
索漠
索莫
索引
索具
索綱
索条
索麪
索溝
“索寞”のふりがなが多い著者
高見順
三島霜川
夏目漱石
長塚節
岡本かの子
与謝野晶子
山本周五郎
太宰治
芥川竜之介