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索莫
ふりがな文庫
“索莫”の読み方と例文
読み方
割合
さくばく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さくばく
(逆引き)
索莫
(
さくばく
)
たるひとみで、味方の陣をながめわたし、そばにいる長崎時光、城ノ越後守、
安東高貞
(
あんどうたかさだ
)
、
安保
(
あほ
)
ノ
道勘
(
どうかん
)
、塩田陸奥守らの副将たちの顔へ
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
実に荒涼
索莫
(
さくばく
)
、わたしは遠い昔にさまよい歩いた満洲の冬を思い出して、今年の春の寒さがひとしお身にしみるように感じた。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
不幸にして自分は
城山
(
じょうざん
)
の公園に建てられた光栄ある興雲閣に対しては
索莫
(
さくばく
)
たる
嫌悪
(
けんお
)
の情以外になにものも感ずることはできないが、農工銀行をはじめ、二
松江印象記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
索莫(さくばく)の例文をもっと
(5作品)
見る
索
常用漢字
中学
部首:⽷
10画
莫
漢検準1級
部首:⾋
10画
“索”で始まる語句
索
索寞
索然
索漠
索引
索具
索麪
索綱
索条
索溝
“索莫”のふりがなが多い著者
吉川英治
森鴎外
岡本綺堂
太宰治
芥川竜之介