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気兼
ふりがな文庫
“気兼”のいろいろな読み方と例文
旧字:
氣兼
読み方
割合
きがね
72.9%
きが
27.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きがね
(逆引き)
たまに来てもさも
気兼
(
きがね
)
らしくこそこそと来ていつの
間
(
ま
)
にか、また
梯子段
(
はしごだん
)
を下りて人に気のつかないように帰って行くのだそうである。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
それは私と子供たちとの思想が他日相反する時があっても互に
気兼
(
きがね
)
せずに研究し合って理解することの出来るようにと思うからである。
姑と嫁について
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
気兼(きがね)の例文をもっと
(35作品)
見る
きが
(逆引き)
「わたしは、おまえさんから、その
踊
(
おど
)
りを
習
(
なら
)
いたいのですから、そんな、
気兼
(
きが
)
ねはすこしもいりません。」と、お
嬢
(
さま
)
さまは
答
(
こた
)
えられました。
初夏の空で笑う女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
小説の材料に使えるなどとは無論思わなかったが、ただこの
気兼
(
きが
)
ねな訪問者から、少しでも早くのがれたかったからである。
悪霊
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
気兼(きが)の例文をもっと
(13作品)
見る
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
兼
常用漢字
中学
部首:⼋
10画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高
“気兼”のふりがなが多い著者
下村湖人
長谷川伸
夏目漱石
内田魯庵
江戸川乱歩
永井荷風
三遊亭円朝
国木田独歩
梶井基次郎
有島武郎