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靄然
ふりがな文庫
“靄然”の読み方と例文
読み方
割合
あいぜん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あいぜん
(逆引き)
いかに
靄然
(
あいぜん
)
たる春風のために化せらるるあたわざる
頑石
(
がんせき
)
といえども、この切迫なる勢いのために化せらるるべし。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
天地六合ことごとく
靄然
(
あいぜん
)
たる神気の中に浮かぶを見、国家の上にありては、皇室神聖の純気とわれわれ忠孝の元気と相映じて、国体全く霊然たる神光の中に輝くを見る。
妖怪学講義:02 緒言
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
靄然
(
あいぜん
)
たる君子の風、温雅なる淑女の
様
(
さま
)
は我得んと欲して得る能わず、貧は我を社会より放逐せしむるものなり、貧より来る苦痛の中に寒固孤独の念これ悲歎の第五なり。
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
靄然(あいぜん)の例文をもっと
(9作品)
見る
“靄然”の意味
《形容動詞》
靄然(あいぜん)
(タリ活用)和気充満する様をいう語。静かにたなびく様をいう語。
(出典:Wiktionary)
靄
漢検1級
部首:⾬
24画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“靄”で始まる語句
靄
靄々
靄立
靄助
靄厓
靄墩
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靄気
靄霧
靄遠溪
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