“靄気”の読み方と例文
読み方割合
あいき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道路をはさむ畑に薄夜の靄気あいきがこめて、はるかの伏屋ふせや夕餉ゆうげのけむりが白く長くたなびくばかり——法恩寺橋のたもとに、宿なし犬が一匹、淡い宵月の面を望んで吠え立てていた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)