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観相
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かんそう
ふりがな文庫
“
観相
(
かんそう
)” の例文
旧字:
觀相
白雲が忙しそうに
其
(
その
)
間を去来して一種無常の
観相
(
かんそう
)
をば附加える。しばらく景色を見ていた皆は、高野山の好い山であるということに直ぐ気がついた。
仏法僧鳥
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
しかも! 土器の油皿、一本
燈心
(
とうしん
)
の明りに照らしだされた蒼白い額に
観相
(
かんそう
)
に長じている忠相は、非凡の気魂、
煥発
(
かんぱつ
)
の才、雲のごとくただようものをみたのである。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
クレオパトラの運命もこの
霊算術
(
れいさんじゅつ
)
によりわり出された。エジプト時代には一回に十五日もかかった
観相
(
かんそう
)
を、本師は最新の
微積分計算法
(
びせきぶんけいさんほう
)
をおこない、わずかに三分間にて鑑定す。
金属人間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“観相”の意味
《名詞》
人の容貌や体格、手相などを見て、その人の性質や運命などを判断すること。
(出典:Wiktionary)
観
常用漢字
小4
部首:⾒
18画
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
“観相”で始まる語句
観相院
観相家