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魄
ふりがな文庫
“魄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はく
62.5%
ぶ
25.0%
たましい
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はく
(逆引き)
この
覇王樹
(
さぼてん
)
も時と場合によれば、余の
魄
(
はく
)
を動かして、見るや否や山を追い下げたであろう。
刺
(
とげ
)
に手を触れて見ると、いらいらと指をさす。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
魄(はく)の例文をもっと
(5作品)
見る
ぶ
(逆引き)
その幼時のあまい記憶が大きくなって落ち
魄
(
ぶ
)
れた私に
蘇
(
よみが
)
えってくる
故
(
せい
)
だろうか、まったくあの味には
幽
(
かす
)
かな
爽
(
さわ
)
やかななんとなく詩美と言ったような味覚が漂って来る。
檸檬
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
魄(ぶ)の例文をもっと
(2作品)
見る
たましい
(逆引き)
それが黒部の
魄
(
たましい
)
であった壮美の中心は、もう大半無くなっていますよ、と難癖をつけると、吉澤君、奥に大きな雪崩れか、山ぬけでもすりゃァ、あんな岩位、また流れて来まさァ
登山は冒険なり
(新字新仮名)
/
河東碧梧桐
(著)
魄(たましい)の例文をもっと
(1作品)
見る
魄
漢検1級
部首:⿁
15画
“魄”を含む語句
落魄
魂魄
気魄
月魄
氣魄
毅魄
流寓落魄
霜魄
落魄公卿
駭魄
驚心駭魄
驚魂奪魄
魂魄燈
魂魄神
魂魄肉体
魄々
魄霊
霊魄
落魄流寓
落魄居
...
“魄”のふりがなが多い著者
河東碧梧桐
井上円了
南方熊楠
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
梶井基次郎
北村透谷
夏目漱石
吉川英治