“魂魄燈”の読み方と例文
読み方割合
こんぱくとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今夜半には、例のあか挑灯ちょうちん魂魄燈こんぱくとういて、民団の壮丁すべて行動せよ。梁山泊の賊将宋江そうこう以下を、迷路へ引き込み、期してりにしてくれるのだ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
よろしいか! 魂魄燈こんぱくとうを見失うなよ。日ごろ訓練の魂魄燈の合図に従って動くのだぞ
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「そうです。正規の兵ではありません。あれは祝家荘しゅくかそうの民兵が、魂魄燈こんぱくとうの合図にあやつられて、あっちへ動き、こっちへ廻り、いわゆる変現を見せているので大勢に見えるわけです」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)