“祝家荘”の読み方と例文
読み方割合
しゅくかそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なんの。……この上は李応どのの援助を待たず、祝家荘しゅくかそうの敵は、自力で討つ。……もしその以後に、ご縁もあらばお目にかかる」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
祝家荘しゅくかそうの祝朝奉をあいてに大戦おおいくさの最中なんでして……。しかもこっちはけ色です。楊林と鄧飛とうひも、じつは敵のとりこになっている始末。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「あきらめよう。のみ一匹にかかずらって、おれたち二人までが、祝家荘しゅくかそうのやつらに、がんじがらめの目に会わされては堪らない」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)